
練馬ジムによる同名漫画を原案に、固定観念に縛られた昭和世代の男性が、新たな価値観に触れながら変化していく姿を描いた2024年放送のドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」が、完全新作のストーリーで映画化。
ゲイの大学生・大地との出会いを機に、自身の偏った思考に気づき、少しずつ考えを改めてきた沖田誠。家族それぞれも自分らしさを大切にしながら過ごし、沖田家には穏やかな毎日が戻りつつあった。だがそんな中、過去に誠の厳しい態度に苦しめられた元部下・佐藤が、取引先の担当者として再び姿を現す。一方で、大地はパートナーの円と遠距離生活を送ることになり、次第に孤独や不安を抱えるようになる。
監督
二宮崇
原作
練馬ジム
脚本
藤井清美
キャスト
沖田誠:原田泰造
五十嵐大地:中島颯太
沖田翔:城桧吏
沖田萌:大原梓
砂川円:東啓介
佐藤:曽田陵介
堀田:山崎紘菜
嶋野はる:池田朱那
野球部の顧問:赤ペン瀧川
売り場の主:鳥居みゆき
鎌田陽一:トータス松本
五十嵐美穂子:松下由樹
沖田美香:富田靖子
いやこれ、タイトルからしてぶっ飛んでるけど、中身はめちゃくちゃまっすぐなヒューマンドラマっていうギャップね。連ドラのときから好きだったけど、映画はさらにアップデート感あってアツい。
昭和の価値観ガチガチだったおじが、大地くんとの出会いでどんどん柔らかくなってくの見てて、こっちまで心ほぐされる。大人になってから変わるのって正直むずいのに、それをちゃんと描いててマジで刺さる。翔くん超かわいいし!
家族もそれぞれ自由に生きてて、応援したくなるし、元部下との再会で自分の過去と向き合う展開もリアルすぎてドキッとした。
全体的に、偏見とか古い考えに気づくきっかけくれる作品って感じ。わたしも、自分の思い込みで人を見てないか反省したわ~。
タイトルで敬遠してた人ほど観た方がいいやつ。結局パンツとかどうでもよくて、大事なのは人の中身だよねって話。是非世の中のオジたちに観ていただきたい!!!(切望)