キャンドルスティック 2025.7.4公開

日本、台湾、イラン、そしてハワイを舞台に展開する、日台合作のマネーサスペンス。

天才ハッカー・野原は、株価を操作するハッキングの罪で服役中だが、そこでFXトレーダーの杏子と出会う。一方、サイバー技術大国台湾の大手企業の幹部リンネは、野原の優れた技術を活用し、AIによる監視をかいくぐってFX市場で莫大な利益を得ようと画策する。計画の決行日は、日本で新天皇が即位し金融機関の警戒が緩む2019年5月のある日。杏子は野原に共感覚を感じ取り、計画に加わることを決める。やがて、かつての仲間たちも続々と招集され、緊迫の大作戦が動き出す──。

監督
米倉強太

原作
川村徹彦

脚本
小椋悟

キャスト
野原賢太郎:阿部寛
杏子:菜々緒
ファラー:サヘル・ローズ
望月功:津田健次郎

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<劇場情報>
AEON CINEMA
ユナイテッド・シネマ


平成から令和に切り替わったあの日。世間はお祝いムードだったけど、たしかに「ATM止まるかも」「パソコン不具合出るかも」とかみんな言ってて、ちょっとザワついてたじゃん?
あの“ちょっと隙ができた日本”で、まさかのAI騙して金動かす犯罪起きてたら…っていう、リアルな設定すぎるやろ!

てか、日本映画かと思ったら日台合作なのね?どうりで空気感ちょっと違うと思った〜。しかもイランとかハワイとか舞台が多国籍すぎて、邦画と思ってナメてたら結構ガチなスケール感じゃん!で、有名俳優かどうかは正直わかんないけど(そこ!)、「ハッカーがAI騙して大金ゲットしようとする話」ってだけ聞くとフィクションっぽいけど、時代のタイミングとか、サイバー犯罪って視点とかが生々しくて、「いや、これガチで起きててもおかしくなかったよね?」って感じ。

一言で言うと、時代の境目にスッ…て入り込んできた、冷静で静かなクライムムービーって感じ。じわじわ来るスリル、クセになるかも。