映画 聲の形

大今良時による話題作「聲の形」が、京都アニメーションと山田尚子監督の手によってアニメ映画化。
「週刊少年マガジン」で連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで高く評価された作品が、アニメーションとして新たな命を吹き込まれた。

物語の主人公は、退屈が大嫌いな少年・石田将也。ガキ大将として日々を過ごす中、聴覚障害を持つ転校生・西宮硝子がやってくる。将也は硝子に興味を抱き、彼女との関わりを楽しんでいたが、ある事件がきっかけで状況が一変。将也は次第に周囲から孤立していく。それから5年後、高校生となり心を閉ざして生きる将也は、別の学校に通うようになった硝子を訪ね、再び向き合おうとする。
傷つけてしまった過去と向き合いながら、贖罪と成長を描いた感動の青春ストーリー。

監督
山田尚子

原作
大今良時

脚本
吉田玲子

キャスト
石田将也:入野自由
西宮硝子:早見沙織
西宮結弦:悠木碧
永束友宏:小野賢章
植野直花:金子有希
佐原みよこ:石川由依
川井みき:潘めぐみ
真柴智:豊永利行
石田将也(小学生):松岡茉優
島田一旗(小学生):小島幸子
広瀬啓祐(小学生):武田華

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聲の形観たけど、最初イジメとかで暗っ!って思ったら、意外と未来感じるいい映画だったわ!
最初マジでキツくてさ、イジメ描写とか普通に胸痛いの。石田将也っていうガキ大将が、転校してきた耳が聞こえない女の子・西宮硝子をからかうんだけど、もう見てられん。なんか、ガキって怖いって思う瞬間ね。でもさ、将也自身も結局孤立していって、そこで初めて自分がやったことの重さに気づくのよ。

正直、観てて「うわー」って感じでモヤモヤしてたけど、物語が進むにつれてだんだん変わってくんの。将也が5年後に硝子に会いに行って、過去と向き合おうとするのよ。そこでの葛藤とか、マジでリアルでしんどい。でも、その過程があったからこそ、最後にはちゃんと未来が見える感じになってて、救われた気分。

硝子もさ、自分が原因で将也が傷ついたって思ってて、二人とも自分を責めちゃうのが切ないのよ。でもね、将也がだんだん自分を許そうとする姿が見えてきて、そこが感動ポイント。人とちゃんと向き合うってこういうことかもって、マジで考えさせられた。

あとさ、アニメーションが超キレイでびっくり!京都アニメーションのクオリティ半端ない!将也と硝子が川辺に立つシーンとか、マジでエモすぎて鳥肌立ったし、音の表現もリアルすぎて泣けた。

見終わった後、暗い気持ちになるかと思いきや、むしろ希望が見える感じでスッキリ。人とのつながりって大事だなって、自然に思えちゃうのがすごい。めっちゃ重いテーマだけど、最後には心がちょっと軽くなるような、不思議な感覚の映画だった!