青春3部作と称される『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』で知られる、監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が再びタッグを組み、不思議な存在「フレア」の力で心を通わせる3人の青年たちの友情を描いた、全く新しいオリジナル長編アニメーション。

同じ島で幼少期を共に過ごした幼馴染の秋、諒、優太。
20歳を迎えた彼らは東京・高田馬場でシェアハウスを始め、今でも深い友情を保っていた。
その絆の背後には、島から連れてきた謎の存在「フレア」の力があった。テレパシーのような不思議な力を持つフレアが、性格も趣味も異なる彼らを心の奥で繋ぎ止めていたのだ。

互いに触れ合うことで心の声が伝わる――それは3人だけが知る秘密の力だった。
しかし、ある出来事をきっかけに、秋、諒、優太はその力が突然失われたことに気づく。フレアを通じて伝わるはずの心の声が聞こえなくなったのだ。

やがて、フレアに秘められた新たな力の存在が明らかになり、それによって3人の絆は試され、友情は大きな転機を迎えることとなる――。

監督
監督
長井龍雪

脚本
岡田麿里

キャラクターデザイン
田中将賀

主題歌
YOASOBI

キャスト
小野田秋:永瀬廉
祖父江諒:坂東龍汰
井ノ原優太:前田拳太郎
鴨沢樹里:白石晴香
浅川奈南:石見舞菜香
脇田:皆川猿時
島田公平:津田健次郎

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<劇場情報>
TOHO CINEMAS
AEON CINEMA
ユナイテッド・シネマ

青春3部作 その①『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

2011年に放送された日本のオリジナルアニメです。青春ドラマや感動的なストーリーで多くの視聴者の心をつかみ、非常に人気のある作品となりました。
物語は、幼い頃に仲良しだった6人の幼馴染が主人公です。しかし、彼らの一人である女の子「めんま」(本間芽衣子)が事故で亡くなったことで、グループは次第に疎遠になってしまいます。
それから数年後、主人公の「じんたん」(宿海仁太)の前に、亡くなったはずのめんまの幽霊が現れます。彼女は「叶えてほしい願いがある」と伝えるものの、どんな願いだったのか思い出せないままです。じんたんは彼女の願いを叶えるため、再び幼馴染たちと再会し、彼らが抱えていた心の傷や悩みと向き合うことになります。
作品は友情、喪失、成長、そして心の癒しをテーマに描かれており、視聴者を泣かせるシーンも多いです。特に最終回は感動的な展開で、泣けるアニメとしても知られています。
また、キャラクターデザインや美しい風景描写も高く評価され、長い間ファンに愛され続けている作品です。

宿海 仁太(やどみ じんた)声優: 入野自由
主人公。幼少期には「じんたん」と呼ばれ、みんなのリーダー的存在だったが、めんまの死後、心に深い傷を負い、引きこもり生活を送っている。めんまの幽霊が見える唯一の人物。

本間 芽衣子(ほんま めいこ)声優: 茅野愛衣
幼少期に事故で亡くなった少女で、愛称は「めんま」。明るく天真爛漫な性格で、じんたんをはじめ、皆に愛されていた。ある日、じんたんの前に幽霊として現れ、願いを叶えてほしいと頼む。

安城 鳴子(あんじょう なるこ)声優: 戸松遥
幼馴染グループの一員で、愛称は「あなる」。ギャル風の外見だが、内心ではじんたんに対して複雑な感情を抱いている。現実社会にうまく適応しているように見えるが、内心は他者の評価を気にしている。

松雪 集(まつゆき あつむ)声優: 櫻井孝宏
冷静で知的な性格を持ち、「ゆきあつ」の愛称で親しまれている。めんまに対して強い未練を抱いており、その感情が物語の中で複雑に描かれる。

鶴見 知利子(つるみ ちりこ)声優: 早見沙織
幼馴染グループの一員で、通称「つるこ」。クールで感情を表に出さないが、内心では様々な思いを抱えている。ゆきあつに対して密かに好意を寄せている。

久川 鉄道(ひさかわ てつどう)声優: 近藤孝行
愛称は「ぽっぽ」。自由奔放な性格で、めんまの死後、様々な国を放浪していた。表向きは明るく振る舞っているが、彼もまた心に深い傷を抱えている。

青春3部作 その②『心が叫びたがってるんだ。』

2015年に公開された日本のアニメ映画で、青春と成長を描いた感動的な物語です。監督は長井龍雪、脚本は岡田麿里、キャラクターデザインは田中将賀が担当しており、青春3部作の一つとして知られています。
物語の主人公は、幼い頃の何気ない発言が家族を傷つけたというトラウマから、言葉を発することを避けるようになった女子高生「成瀬 順」です。彼女は幼い頃に「お前の言葉が人を傷つけた」と妖精から言われ、それ以来、言葉を封じ込めたような生活を送ってきました。
ある日、彼女は学校で「地域ふれあい交流会」のミュージカルの実行委員に選ばれ、クラスメイトと共にミュージカルを作り上げることに。順は言葉が出せない代わりに歌なら思いを伝えられると気づき、歌を通じて自分の心の叫びを表現しようと決意します。
物語は、順が自分自身と向き合い、成長していく過程、そして周りの仲間たちとの友情と絆を描いています。

成瀬 順(なるせ じゅん)声優: 水瀬いのり
主人公。幼少期に自分の言葉で家族を傷つけたトラウマを抱えており、言葉を話せないようになっている。しかし、歌を通して自分の気持ちを表現しようと奮闘する。

坂上 拓実(さかがみ たくみ)声優: 内山昂輝
順のクラスメイトで、ミュージカルの実行委員。無気力に見えるが、音楽に対しては深い思い入れがあり、順をサポートしながら共に成長していく。

仁藤 菜月(にとう なつき)声優: 雨宮天
チアリーディング部に所属する、明るく人気のあるクラスメイト。過去に坂上と交際していたが、現在は微妙な関係にある。順との関わりを通して、自分の気持ちと向き合うことになる。

田崎 大樹(たざき だいき)声優: 細谷佳正
野球部のエースで、将来を嘱望されているが、肩を痛めたことで挫折感を抱えている。最初はミュージカルの実行委員に反発していたが、次第に協力的になり、チームの一員として成長していく。

青春3部作 その③『空の青さを知る人よ』

2019年に公開された日本のアニメ映画で、青春3部作の完結作とされています。監督は長井龍雪、脚本は岡田麿里、キャラクターデザインは田中将賀が手がけており、思春期の葛藤や家族愛、夢をテーマにした感動作です。
物語の主人公は、高校2年生の「相生 あおい」。彼女は姉の「あかね」と2人暮らしをしており、あかねは両親を亡くしてからあおいの面倒を見てきた優しい存在です。しかし、あおいは、自分の未来や夢に対して明確な目標がなく、姉の献身にもどこか素直になれない複雑な感情を抱いています。
ある日、あおいは、かつてあかねの恋人であり、現在はミュージシャンとしての夢に破れた「金室 慎之介」と出会います。さらに、若い頃の慎之介とそっくりな「しんの」という謎の存在があらわれ、彼と関わる中であおいは自分自身の成長を見つめ直していきます。しんのと慎之介、そしてあおいとあかねの四人の関係を通じて、夢や家族、未来についての物語が描かれます。

相生 あおい(あいおい あおい)声優: 若山詩音
主人公。高校2年生で、姉のあかねと2人暮らしをしている。姉を大切に思いつつも、どこか素直になれない自分に悩む。物語の中で、夢や未来への向き合い方を学んでいく。

相生 あかね(あいおい あかね)声優: 坂本真綾
あおいの姉で、両親を亡くしてからは妹の面倒を見てきた。かつては慎之介と恋人関係だったが、彼の上京後、恋は終わったと思っている。責任感が強く、妹を大事にしつつも自分の感情を抑えてしまうことが多い。

金室 慎之介(かなむろ しんのすけ)声優: 吉沢亮
あかねの元恋人で、かつてはミュージシャンを目指していたが、夢に破れ、現在は音楽とは無縁の生活を送っている。再び地元に戻り、あおいとしんのと出会うことで過去と向き合うことになる。

しんの  声優: 吉沢亮(慎之介と二役)
若い頃の慎之介とそっくりの謎の存在。あおいにしか見えず、彼との出会いが物語を動かしていく。若々しく情熱的で、夢に対して真っ直ぐな心を持っている。

やばい!公開が楽しみすぎる!『あの花』は本当に名作で、今でも何度も見返しちゃう神アニメだから、今回も絶対に裏切らない傑作になるに違いない。普段は正直、俳優が声優をやるパターンはちょっとイヤだなって思うことが多いんだけど、今回のPVを見た感じだと違和感なくて、大丈夫そうで少し安心。期待がますます高まる!そして絶対泣く!