死んだはずの彼女から、手紙が届いた。消印は、ニューヨーク。 堤幸彦監督、広末涼子×松田龍平の共演で贈るラブストーリー。 これは、誠人と静流の物語。カメラマンの誠人のもとに、別れた恋人・静流からエアメールが届く。ニューヨークで死んだと言われていた彼女からなぜ、手紙が？3年前、二人は一緒に暮らしていた。そして静流は、今でも忘れられないほど、誠人の心に印象を残していた。誠人は彼女を探しにニューヨークへと旅立つ。広いニューヨーク。静流が送ってきた写真の中の風景だけをてがかりに、誠人は静流の影に近づいていくのだったが……。

<キャスト>
広末涼子
松田龍平
小池栄子
山崎樹範
西山繭子
高橋一生
原田 篤
Dominic Marcus
Norma Chu
Stephanie Wang
江藤漢斉
岡本 麗
大杉 漣

<スタッフ>
監督：堤 幸彦

<映画を見る>
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広末涼子が天使！もう彼女の透明感だけで、この映画は観る価値アリ。ニューヨークが舞台だからおしゃれ感はあるけど、英語で話すシーンはみんな発音が微妙（笑）。松田龍平も頑張ってるけど、日本人感が隠しきれてなくて逆に可愛い。小池栄子の英語もなかなか個性的で、最近出演していた『新宿野戦病院』でも、発音がなかなか味わい深かったこと思い出した（笑）。

ストーリーは切ないラブストーリーなんだけど、映画というよりポートレートをずっと眺めているような撮影技法が印象的。不思議なくらい静流（広末）がどのシーンでも絵になっていて、映画というより写真集をめくっている感覚に近い。映像の美しさと静流の儚さが見事にマッチしていて、なんだかんだ心に残る作品。広末好きなら、観て損なし！